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日露戦争

チャゲ

1.日露開戦
 (1) 日露対戦の激化
  ①満州還付協約 (1902.4)
   満州からの撤兵を約す → ロシア皇帝ニコライ2世は穏健派をしりぞけ、協約を無視、第二次撤兵を実行せず
  ②竜岩浦事件 (1903.5)
   ロシアは鴨緑江を声、河口近くの竜岩浦に兵営 (→ ニコライ港と改名)、森林伐採を本格的に開始
 (2) 国内世論の動き
  ①対露強硬派 対露同志会(近衛篤麿ら)・東大七博士(戸水寛人ら)
  ②非戦論
   『万朝報』 (黒岩涙香) → 主戦論へ転換
   平民社 『平民新聞』 (幸徳秋水・堺利彦ら、社会主義)
   内村鑑三 (キリスト教、人道主義)
 (3) 日露戦争
  1904.2.8 仁川沖・旅順港外の戦闘 2.10 対露宣戦布告
   (陸軍) 04.9 遼陽 10 沙河 / 05.1 旅順占領 3 奉天占領
   (海軍) 04.2~5 旅順港閉塞 8 黄海海戦 / 05.5 日本海海戦

2.戦時下の国民
 ①世界最初の総力戦 → 兵力130万人を動員
  戦没者約8万5000人、入院戦傷病者39万人
 ②戦費18億円 (内国債6億余・外債8億余・増税3億余)
  → 地租増徴 営業税・所得税・酒税の増徴
    砂糖消費税・織物消費税、相続税・通行税の新設
	塩・煙草専売の実施
  ※1905~07の税負担は1895~97年の約3.5倍
 ③市町村は緊縮財政、国民は限界状態
 ④反戦の訴え
  与謝野晶子 「キミシニタモウコトナカレ」 (『明星』)
  大塚楠緒子 「お百度詣」 (『太陽』)

3.ポーツマス条約
 (1) 血の日曜日事件 (1905.1) ロシア第一革命の勃発
  ①民衆の生活苦・憲法改正の要求 → 皇帝への請願運動 → デモを行う
  ②軍隊の発砲により3000にん以上が死傷 → ストライキの続発
  ③国会の召集を約束
 (2) ポーツマス条約 (1905.9)
  アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの斡旋
  日本:小村寿太郎 × ロシア:ウィッテ韓国に対する日本の指導権を承認
  ②旅順・大連の租借権、長春以南の鉄道と付属の利権
  ③北緯50度以南の樺太、
  ④沿海州とカムチャッカ半島の漁業権
   → 賠償金の支払いはまったくなし → 各地で講和反対集会
 (3) 日比谷焼打事件 (1905.9)
  国民の不満が噴出、交番・内務大臣官邸などを焼き討ち
  → 桂内閣は戒厳令を布告、軍隊の出動で鎮圧

4.日露戦後の政治
 (1) 「軍部」の形成 (政治勢力と化した軍)
  ①軍人の危機感と政治への介入
  ②「帝国国防方針」 (1907)
   露・米を仮想敵国とする軍事拡張計画
    (陸軍) 平時25師団、戦時50師団 (海軍) 八八艦隊
   → 軍備拡張・悪税廃止運動 (1907~1909)
  ③帝国在郷軍人会の設立 (1910) 在郷軍人団体の組織化
 (2) 第二次桂太郎内閣 (1908.7~11.8)
  ①戦時下の農村の疲弊 → 市町村体制の立て直し
  ②「戊申詔書」 (1908) 国民に勤労と節約を求める
  ③地方改良運動の推進
   入会地の解消・寺社整理・小学校の統廃合など

無題

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無題

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(428view)

重工業の発達と財閥の成立

チャゲ

1.三井と三菱
 (1)政商
  政府から種々の特権を与えられ、独占的な利益を得た商人
 (2)政商三井
  ①江戸の越後屋呉服店、京都・江戸の両替商
  ②新政府に貸付、太政官札の流通に協力
  ③三井銀行の設立 = 政府御用銀行 → 日本銀行の設立により特権を失う
 (3)政商三菱
  ①土佐藩の岩崎弥太郎 → 藩の海運と長崎貿易
  ②三菱商会 横浜・神戸・長崎・上海の幹線航路
   → 大久保・大隈らの保護により急成長、海上保険・荷為替金融・倉庫業などにも進出
  ③共同運輸とのはげしい競争 → 1885合併 = 日本郵船会社となる

2.財閥への道 鉱山経営
 (1)官業払下げ
  ①三菱・・・長崎造船所、高島炭鉱 (長崎)
  ②三井・・・三池炭鉱 (福岡)
  ③その他
   別子銅山(住友)
   小坂銅山(藤田)
   院内銀山(古河)
   足尾銅山(古河)
 (2)三井の発展
  ①事業の近代化 中上川彦次郎
   紡績製紙電気機械などに進出(鐘淵紡績・王子製紙・芝浦製作所)
  ②北海道炭礦鉄道の買収、日本製鋼所の設立 → 海軍の需要に応える
 (3)三菱の発展
  造船推奨法(1896)による保護 → 造船業を中心に成長

3.財閥の成立
 日露戦争前後、重工業中心、電力を利用(第二次産業革命)
 (1)鉄鋼業
  ①八幡製鉄所の拡張 国内生産の銑鉄の70%、鉄鋼の90%
  ②神戸製鋼所(1905)、日本製鋼所(1907)、日本鋼管(1912)など
 (2)工作機械・電気機械
  池貝製作所の旋盤、芝浦製作所・三菱製作所の発電機など
 (3)紡績業
  ①大日本紡績連合会の発足(1902) = カルテルの成立
  ②七大紡績(鐘淵・大阪・三重・摂津・尼崎・フジガス・大阪合同) → 生産の1/2
 (4)製糖業・捕鯨業・化学肥料など 企業合同 = トラストの成立
 (5)鉄道
  ①鉄道国有化(1906)
   民営17社を買収、鉄道の90%を国有化
   理由:軍事一貫輸送の実現、経営不振にある民鉄の救済
  ②45億円余の公債 → かなりの部分が三井・三菱へ
 (6)財閥の支配 = コンツェルンの日本的形態
  ①四大財閥・・・三井三菱住友安田
   ※住友・・・別子銅山の経営 → 海軍御用達
   ※安田・・・安田善次郎の両替商を起源、安田銀行で成長
  ②持株会社の設立 (三井合名・三井合資・住友総本店・安田保善社)
   金融・産業・商業取引を統一的に支配する同族支配のコンツェルン形態をととのえる
   
4.明治の社会主義運動
 ①社会主義研究会(1898) 片山潜・幸徳秋水・安部磯雄
  → 社会主義協会と改称(1900) → 解散(1904)
 ②社会民主党(1901)
  片山・幸徳・安倍ら、最初の社会主義政党 → 即日禁止
 ③平民社「平民新聞」(1903)
  幸徳秋水・堺利彦ら、日露反戦論を展開、1905解散
 ④日本社会党(1906)
  安倍・木下尚江、幸徳・堺利彦ら、最初の合法的無産政党、1907分裂
 ⑤大逆事件(1910)
  幸徳秋水・管野スガら12名を死刑
  → 以後、社会主義運動は不振、「冬の時代」へ

欧米文化と伝統文化

チャゲ

1.近代思想と学問
 (1)西洋思想の紹介
  ①植木枝盛『民権自由論』(1879)   平易に民権論を説く
  ②中江兆民『民約訳解』(1882)    ルソーの『民約論』の翻訳
  ③馬場辰猪『天賦人権論』        民権運動を指導
  ④田口卯吉『日本開化小史』(1877) 歴史の合理的叙述
 (2) 平民主義
  徳富蘇峰 民友社を創設、雑誌『国民之友』(1887創刊)
  貴族的欧化政策を批判 → のちに国家主義へと思想転回
 (3) 国粋主義
  政府の欧化政策、西洋崇拝を批判、日本の歴史・文化の優越性を主張
  ①三宅雪嶺・志賀重昂 政教社を創設、雑誌『日本人』(1888創刊)
   → 日本民族と文化の優越性の主張 → 国粋保存主義
  ②陸羯南 新聞『日本』(1889創刊)
   → 自らの立場を国民主義とよぶ
  ③高山樗牛 雑誌『太陽』(1895創刊)
   → 日本主義は日本精神の意味

2.小説と詩歌
 (1)写実主義
  ①坪内逍遥『小説神髄』、尾崎紅葉『金色夜叉』、二葉亭四迷『浮き雲』
  ②尾崎紅葉・山田美妙らの言文一致運動 → 硯友社の設立(1885)
 (2)浪漫主義
  ①森鴎外『舞姫』、樋口一葉『たけくらべ』、泉鏡花『婦系図』
  ②『文学界』(1893~98) 北村透谷・樋口一葉・泉鏡花ら
 (3)自然主義
  島崎藤村『破戒』、田山花袋『蒲団』、徳富蘆花『不如帰』、徳田秋声、正宗白鳥
 (4)反自然主義[高踏派]
  夏目漱石『吾輩は猫である』『三四郎』ほか
 (5)評論
  石川啄木『時代閉塞の現状』
 (6)詩歌
  ①『ホトトギス』(1897創刊) 正岡子規
  ②『明星』(1900創刊) 与謝野鉄幹・晶子
  ③与謝野晶子『みだれ髪』
  ④新体詩 外山正一・島崎藤村・上田敏
  
3.絵画と彫刻
 (1)日本画
  ①アメリカ人フェノロサの来日(1878)
  ②東京美術学校の設立(1887)
   岡倉天心・狩野芳崖(『悲母観音』)・フェノロサらの尽力、教授に橋本雅邦(『龍虎図』)
   門下に横山大観『生々流転』・下村観山『大原御幸』・菱田春草『黒き猫』ら
  ③日本美術院の設立(1898) 岡倉天心・橋本雅邦ら
 (2)西洋画
  ①工部美術学校の設立(1878) フォンタネージ(油絵)・ラグーザ(彫刻)
  ②西洋美術の確立 高橋由一『鮭』
  ③明治美術館の創立(1889)
   浅井忠『収穫』・久米桂一郎ら = 脂派と称す
  ④白馬会の結成(1896)
   黒田清輝『読書』・青木繁『海の幸』・藤島武二『天平の面影』 = 外光派
 (3)彫刻 写実主義
  高村光雲『老猿』・萩原守衛『女』・朝倉文夫『墓守』
 (4)建築
  工部大学校教師のイギリス人コンドル(ニコライ堂)
  辰野金吾(東京駅、日本銀行支店)、片山東熊(赤坂璃宮)
 (5)第一回文部省美術展覧会[文展](1907) (→ のち帝展)
 
4.西洋音楽と庶民
 (1)唱歌教育の開始
 (2)東京音楽学校の創立(1887年) 滝廉太郎らを輩出
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