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お知らせ:このアプリケーションは既に管理されておらず、2017年9月でサービス終了予定です。
GitHubにソースコードがあるため、利用したい方はこちらをご利用下さい(脆弱性が存在するため、そのまま公開しないことをおすすめします)

フォーク - 無題

血液ポンプの形式と原理
	往復動型ポンプ	(拍動容積型)
	ローラーポンプ	(無拍動容積型)
	フィンガーポンプ	(無拍動容積型)
	遠心ポンプ		(無拍動ターボ型)
	軸流ポンプ		(無拍動ターボ型)


ローラーポンプ
	ローラーポンプの特徴
		ローラーポンプは、半円型のポンプヘッド内面にセットされた弾性管を、
		回転するローラーが回転方向にしごいていくポンプである
	
		1 構造単純で、通常は1つの回転数つまみだけで操作できる
		2 血液接触部が単純な弾性管のため、滅菌容易で、ディスポ部材のコストが安い
		3 弾性感の内径と回転数から、容易にポンプ流量計算できる
		4 停電などの場合でも、簡単な手動ハンドル駆動可能である

	ポンプチューブの圧閉度の調整
		ポンプチューブがローラーによって押しつぶされる度合いを圧閉度と言い、ローラーポンプの性能を左右する
		これが強すぎると赤血球が押しつぶされ、ゆるすぎると逆流が生じて、ともに溶血が増大する
		JIS規格では、水や生理食塩水の1mでの滴下が毎分5~10滴になるように調整する
		
	拍動機能
		プラダー方式
			ローラーポンプ出口に逆止弁を有さない空気圧駆動プラダーを直列に追加し、ローラーポンプは一定回転のままで
			出口のプラダーを周期的に収縮、拡張させることにより血流に脈圧を付加する方式である
		
		回転数制御式
			ローラーポンプの回転数を周期的に変動させることで拍動流を得る方式
			通常のローラーポンプに制御ユニットを追加する形態と、ローラーポンプ本体に拍動流発生機能を内蔵させる形態がある
	
	操作上の注意事項
		1 血液レベル低下時の空気流入による空気血栓出口クランプによる回路破裂
			接続部大量失血
		3 ベントポンプからの空気塞栓
			まわしすぎない
		4 ポンプヘッドへの異物の侵入


遠心ポンプ
	遠心ポンプの利点と欠点
		利点
			1 危険な高圧が発生しない空気混入に対する安全性が高い過度な陰圧を生じない
			4 ローラーポンプのように使用前に圧閉度を調整する必要がない
			5 ローラーポンプより血液損傷が少ない
			6 ローラーポンプでみられるポンプチューブ内面の擦れ合いによる摩耗粉が発生しない
			7 駆動装置が小型でバッテリーを内蔵する機種が多く、可搬性に優れる
		欠点
			1 負荷変動により流量が変化する流量計が必要ベント、吸引ポンプとしては使用できない逆流の危険性
	
	遠心ポンプと空気
		de-prime現象
			遠心ポンプ内に空気が流入すると、比重の軽い空気では大きな遠心力が発生しないため、回転したままでも、
			ポンプ機能は混入した空気の量に応じて低下する。
			ポンプ機能が停止するためにはある程度の空気が一度に流入する必要がある
			この空気量以下の空気がポンプ内に流入した場合、流量は0にはならないため、流入した気泡がポンプ内で
			小さな気泡に砕かれ、数分でほとんどの気泡が下流に送られる。
			このような遠心ポンプ内に空気が流入しポンプ機能が停止する現象はde-primeと言われている
			de-primeに要する空気の量が小さいほど空気を送りにくいポンプであると考えられている
		
		キャビテーション
			液体が強い陰圧にさらされたときに、液体中に存在する微小な気泡核中に液体の蒸気が気化したり
			溶存気体が拡散することで、大きな蒸気泡や気泡が顕在化する現象
	
	流量計
		電磁式
			利点
				1 比較的高精度(±5%)である
				2 プライミング液でも流量計測が可能なため、血液を流す前に動作を確認することができる
			欠点
				1 使用前にかならず零点調整作業を行う必要がある
				2 電極が血液接触面に露出しているため、マクロショックに気をつけなくてはならない
				3 電気メスなどの電磁ノイズの影響を受けやすい
				4 高濃度代用血漿により動作不良となることがある
		
		超音波ドプラー式
			利点
				1 血液と装置の間に電気的な接続がなく、電磁ノイズの影響も受けにくい
				2 電磁式のような零点調整作業が不要で、センサーを装着すればすぐに使用できる
			欠点
				1 精度は電磁式より劣る(±10%)
				2 血液粘度、センサー装着部上流の管路の曲がりなどの流速分布を変化させる要因が精度を低下させることがある
				3 プライミング液では、超音波を反射する有形成分がないため使用できない
				4 センサーと管壁の間に異物があったり、隙間があると大きな誤差を生じる